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ダイヤモンドドレッサー

取り扱い国:

日本、ベトナム、フィリピン、中国、アメリカ

取り扱いメーカー:

SOLAR (インド)、WENDT (インド)、他日系企業

 ダイヤモンドドレッサーとは研削砥石のドレッシング(目直し)、ツル―イング(形直し)、フォーミング(成形)に使用するツールです。単石ドレッサー、スーパーシングルドレッサー(SSドレッサ)、ポイントドレッサー、フォーミングドレッサー、ブレードドレッサー、ボンドドレッサー等の多様なタイプをご用途により作成致します。

天然ダイヤモンド

 8面体ダイヤモンドと12面体ダイヤモンドがあります。8面体ダイヤモンドは鋭角で尖っている為、切れ味がよく研削砥石の目が立ち易いですが、使い方によってはヒビや欠けが起こりやすいのが特徴です。12面体ダイヤモンドは先端が鈍角な為、衝撃に強いですが、8面体ダイヤモンドに比べて研削砥石の目が立ちにくくなります。

人造ダイヤモンド

 CVD人造多結晶ダイヤモンドと人造単結晶ダイヤモンドがあります。CVD人造多結晶ダイヤモンドはダイヤの結晶が複数寄せ集まってできた多結晶ダイヤである為、耐摩耗方向が複数あり、どの面を使用しても商品寿命は変わりません。人造単結晶ダイヤモンドは、CVD多結晶ダイヤモンドと違い耐摩耗方向の方位性があり、研削砥石の回転方向に対して耐摩耗方向を合わせることにより、長寿命化を可能としています。

単石ドレッサー

 台金シャンクの先端にダイヤモンド原石を埋め込んだドレッサーの基本型。円筒研削、平面研削、内面研削等で使用されます。

スーパーシングルドレッサー(SSドレッサー)

 台金シャンクの先端に人造角柱ダイヤモンドを埋め込んだドレッサー。単石ドレッサーと比較してドレスが安定し長寿命で、位置替え作業が不要というメリットがあります。円筒研削、平面研削、内面研削等で使用されます。

ポイントドッレサー(角錐ドレッサー、円錐ドレッサー)

 ダイヤモンドの先端を円錐や角錐に加工したドレッサー。角錐ドレッサーは天然ダイヤが埋め込まれており、精密研削などの精度の必要な作業に適しています。円錐ドレッサーは人造ダイヤが使用されており、基本的には角錐タイプと用途は同じですが、先端部をR加工することによりアンギュラー研削砥石(段付等の形状の付いた砥石)の精密ドレスにも使用できます。内面研削、成形研削等に適します。

フォーミングドレッサー

 ダイヤモンドの先端を屋根型や平型に加工したドレッサー。アンギュラー研削、段付け円筒研削、ネジ研削、歯車研削などに用いる総型砥石のドレッシングに使用されます。

ブレードドレッサー

 人造角柱ダイヤモンドを複数配列したドレッサー。高い寸法精度が持続し、ドレッサーの寿命が長い為、工具コストの低減が図れます。円筒研削、アンギュラー研削、センタレス研削、段付成形研削、平面研削など、多岐にわたりご使用頂けます 。

ボンドドレッサー

 ダイヤモンドパウダーと粉末金属を混合させたものを焼結によって固めたドレッサー。ドレス抵抗が分散されて、ドレッサー摩耗の減少と安定したドレスが実現できます。また、ドレッサーの送り速度を単石ドレッサーの2~4倍に早めることが可能で、作業能率アップに繋がります。

 このように様々なタイプのダイヤモンドドレッサーをご用意しております。ご興味がおありの方は是非とも一度お問合せ頂ければ幸いです。


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